投資初心者はFXよりバイナリーオプションの方が良いとされる３つの理由

投資初心者、特に為替取引においてはFXよりもバイナリーオプションの方が良いとされます。しかし、なぜFXよりもバイナリーオプションの方が良いとされるのか？

今回はその理由についてお話していきたいと思います。

何故、投資初心者はFXよりバイナリーが良いとされるのか？

FXでは追証（おいしょう）という制度があります。FXでは主にレバレッジと言って国内FXでは証拠金の２５倍までの金額で取引することが可能です。FXは外国為替証拠金取引ということもあり、証拠金の最大２５倍の取引ができるということになります。

レバレッジ２５倍というのは例として１０万円の証拠金を用意した際に２５０万円分の取引が可能ということになります。

FX会社は、米ドル/円（USD/JPY）で２５０万円分の米ドルを購入した場合、この米ドルの価値が２４０万円まで減った段階で強制的にロスカット（売却）を行います。
元々、１０万円の証拠金しか入金していない訳ですから、FX会社としてはそれ以上の損失を出されるのは困るのです。

しかし、相場というのは急変動を起こすこともありますので、毎回タイミングよく１０万円の損失時点で売却する（強制的に売る）ということは難しいのです。その為、場合によっては証拠金以上の損失を起こす可能性があります。

「２５０万円分の米ドル２４０万で売却しようとしたが、買い手がおらず２００万円分で売却」となる場合には、口座残高はー４０万円となります。

FX会社はこの不足分の４０万えんを後から投資家に請求するのです。これが追証の仕組みになります。

現在は為替市場も大きくなり、インターネットの発達により、大きな損失による追証などはなかなか起こりませんが、FXにはこういったリスクがあります。
国内にこだわりがないのであれば海外FX会社の利用をオススメします。海外FXでは追証制度無といった会社も多く、入金額以上の負債は負いません。

海外FXであれば最大レバレッジ８８８倍のXMが追証もなく、人気のFX会社です。

また投資初心者ではこういった制度もわからないことも多く、証券会社選びやレバレッジの理解など、取引を行うまでに覚えておかないといけないことも多くありますので、追証制度やレバレッジのないバイナリーオプションが良いとされます。

バイナリーオプションとFXの最大の違いといっても良いのが利益や損失の定義です。

FXではPIPS（値幅）が利益に大きく関係しており、１回１回の取引で勝つこともよりも１回の勝ち幅と１回の負け幅が非常に重要になります。つまり「買ってから売る」という一つの流れで利益が大きく異なってしまいます。このタイミングが初心者には非常に難しいのです。

バイナリーオプションでは値幅ではなく、上がるか下がるかの選択のみで利益はペイアウト率によって決まります。多くのバイナリー業者でのペイアウト率は平均1.7～1.9倍とされています。中には最高2.0倍といったバイナリー業者も多数あります。

まとめると

FXの利益：勝ち幅、損失：負け幅
バイナリーの利益：掛け金×ペイアウト率、損失：掛け金

という感じになります。こう聞くとバイナリーオプションの方が損失が大きく見えるかもしれませんが、リターンも大きく、勝率を意識することで利益になるのでバイナリーオプションの方が良いとされます。

バイナリーオプションの最大損失：エントリー金額
FXの最大損失：証拠金の２５倍

仮に１０万円の資金から始めるとしたら

バイナリーオプションで損する可能性の金額：１０万円
FXで損する可能性の金額：２５０万円

です。どちらがリスクが大きいかは一目瞭然です。
※わかりやすく説明しているので実際はもう少しことなります。

投資を余剰資金で行うという点においてはバイナリーオプションの方が予め最大損失を決めた上でできるというのが初心者向けです。

投資初心者がバイナリーオプションの方が良いとされる理由はリスクや最大損失を自分で決めた範囲で抑えれるということが大きいでしょう。

レバレッジ制度があるFXでは確かに小さい資金で大きく稼いでいくことも可能ですが、初心者で故意に大きく稼ぐシーンを狙うのは難しいでしょう。レバレッジのリスクも理解していなければ後々に痛い目にあうこともあるでしょう。

投資で勝つために必要な要素は「損失を限定する」「負けを最小限に抑える」ということです。大きく儲けることばかり考えていては反対に大きな損失を生むことになるのです。

そういった面でもFXよりバイナリーオプションが良いとされるのです。