バイナリーオプションで勝率をあげる為にテクニカル分析を行うトレーダーは多いと思います。
初心者でも視覚的表示され、条件が設定しやすいのがテクニカル分析の利点でありますが、ある程度で限界が来ることがあります。
もう少し勝率を上げたい。勝率を安定させたいとなる方も多いと思います。
こういった悩みはトレードが上達するに連れ出てくる悩みだと思います。そういった壁に当たった時に一度相場と向き合うことを行うことも大事なことでしょう。
そこで勝率を上げる為に重要な要素を紹介したいと思います。
為替相場における売買を理解する
もともとFXや株式投資などを経験している方であればあまり問題はないのですが、バイナリーオプションが初めての投資という方も近年では少なくないでしょう。
バイナリーオプションではどこでエントリーするか?というエントリーの入り口が非常に重要となる投資ですが、エントリーする入り口を意識することで見逃されることも実際あるでしょう。
またバイナリーオプションではエントリーの際も少し特有な表現で「HIGH」「LOW」と単純に上か?下か?のような表現になっております。
少し前置きが長くなりましたが、バイナリーオプションで投資を始めた方が見逃す大きなポイントは
売買がどのように行われているか?ということです。
売買とは、物を買ったり、売ったりする訳ですがバイナリーオプションでは売り、買いという表現がほとんど使われないこともあり見逃されやすいのです。
もし、勝率に伸び悩んでいて、この売買に関してあまり深く考えていない、理解していないといいう方はしっかりと呼んで頂ければと思います。
そもそも売買とは?
簡潔に言うと売買とは売ったり、買ったりを行うことを指します。
為替相場の売買は例として「USD/JPY(ドル円)」で例えると
ドルを円で売ったり買ったりしているということです。
相場内における売買があるから利益や損失が決まる
上項でドルを円で売ったり買ったりしていると例えてますがこの売り買いのタイミングで利益や損失が決まるのが相場です。
例として1ドルを100円で買ったとします。その後の相場の流れで1ドルの価値が変動した場合の損益は
1ドル=110円で売った場合・・・10円の利益
1ドル=90円で売った場合・・・10円の損失
となります。これは当たり前の話ではありますが、
大前提として売りたいものを買ってくれる人がいればの話です。
為替相場では流通量が多いため売買不可となることはほどんどありませんが、実際の売買とは売りたいと買いたいが成立して初めて損益を決めることが可能なのです。
簡潔にまとめると、需要と供給がマッチすればするほど大きな変動を期待できるのが相場ということになります。
何故、バイナリーオプションでも売買を意識するのか?
HIGHかLOWを選択してエントリーし、判定時間により勝敗が決まるバイナリーオプションで「何故、売買を意識するほうが良いか」ということですが、
この答えはバイナリーオプションは為替取引の一種であるからです。
為替取引と聞くと多くの方はFXを想像すると思いますが、そのFXと同じ相場で取引方法が異なるのがバイナリーオプションなのです。
つまり、FXのトレーダーが売買を意識する相場で短期的に取引するのがバイナリーオプションとも言えるので、バイナリーオプションで売買を無視して良いということにはなりません。
また上項で説明しているように売買の性質で買いたいと売りたいを合わせ、需要と供給のバランスを見ることが大きな値動きの期待に繋がるのですが、
バイナリーオプションでも値幅をしっかりとり余裕のある取引を行いたいというのは大きな本音ではないでしょうか?
エントリーしたポイントから自分の予想した方向に判定時間時に少しでも変動しれば勝ちとなるバイナリーオプションですが、変動しない相場でエントリーをしても判定時間までビクビクする原因になります。また残り数秒で巻き返されるという悲しいことも起こり兼ねません。
そういったエントリーを少しでも避けていく為にもバイナリーオプションでも売買されるポイントを意識することが勝率の向上には重要と言えます。
大きな値動きがあった売買ポイントは大きな実体やヒゲを見よう!!
相場において大きな値動きを見せたポイントは再度大きな値動きを起こす可能性があります。
MT4などで過去のローソク足の動きを見たときに大きな実体をもって動く「大陽線」や「大陰線」、「丸坊主」などは注目しておくと良いでしょう。
また、実体に対するヒゲの長さなども大きな抵抗(買戻し、売戻し)があったという事実を示していますので注目したいポイントになります。
こちらの記事でそれぞれのローソク足の意味などを再度復習し、テクニカル分析に磨きをかけ、勝率の向上につなげましょう。