相場には様々な値動きを見せます。
その中から得ることができる情報というのも多く、
世界中の投資家がローソク足の動きを意識します。
ローソク足の動きから見えるサインを
プライスアクションから読み取ることができます。
プライスアクションはローソク足分析において
もっとも重要といっても過言ではないぐらい世界中で注目されています。
またトレーダによって重視するプライスアクションは異なりますが、
大きく分けて四点の見方があります。
- レジスタンス・サポートを見るプライスアクション
- トレンド発生、継続の確認のプライスアクション
- 一時的な値動きや停滞を示すプライスアクション
- トレンド転換に見せるプライスアクション
今回は、相場分析に役立つ
プライスアクションに関して説明していきます。
プライスアクション(Price action)とは?
まずプライスアクション(Price action)とは何か?ということを説明していきます。
一言でいうと「値動き」ということになります。
また英語では、Price action Tradingとも呼ばれます。
Price・・・価格
Action・・・行動
Trading・・・取引
価格の行動により取引を行うという意味になりますが、
相場においては
値動きを変動に注目した手法という意味になります。
ローソク足1本や連続した複数のローソク足から
パターンを解析して
エントリー基準を定める手法ということです。
押し目買いや戻り売りのポイントを見極めたり、
トレンド転換、ラインぐレイクなどを予想したり
どんな手法とも相性の良い手法です。
もちろんプライスアクションだけで取引することも可能です、
プライスアクションが相場分析において重要とされる理由
何故、プライスアクションが相場分析に必要とされるのか?
理由は非常にシンプルで
「世界中のトレーダーが注目するから」です。
何故、世界中のトレーダーがプライスアクションに注目するか?
プライスアクションを注目する理由3つを説明したいと思います。
ローソク足によるテクニカル分析は世界共通
相場分析において、
皆さんが必ず注目するのが値動きです。
その値動きを見やすく視覚化したものが、
「ローソク足」になります。
ローソク足1本の中に、
始値・終値・高値・安値の一定期間の値動きが表されています。
世界中のトレーダーがこのローソク足の
「値動き」を見て取引をしています。
つまり、ローソク足に含まれる
始値・終値・高値・安値の4つの価格を
世界中のトレーダーが注目しているため、
プライスアクションが相場にとって必要なのです。
相場が動く3つ要素
相場が動く要因として3つの要因があります。
それが「価格」「時間」「市場心理」です。
数時間後や、数日後の価格は
時間によって変動していきます。
バイナリーオプションなどを始めたての方は
相場は価格だけで構成されていると
考えてる方が多いと思います。
ですが、移動平均線やボリンジャーバンドなどの
テクニカル指標は、時間によって構成されています。
つまり、相場を動かす要因には価格だけでなく
時間も関係してきます。
さらに、忘れてならないのが「市場心理」です。
いっけん、難しそうに聞こえるかもしれませんが、
覚えてしまえば簡単です。
市場心理とは、わかりやすく言いかえると、
市場の焦りや、不安、欲です。
この、焦りや不安、欲がわかってしまえば
相場が手に取るようにわかります。
そこで活躍するのが、ローソク足のプライスアクションです。
どんなインジケーターよりも優秀
様々な手法が存在する中で最も優秀いっても過言ではないぐらい
プライスアクションによる手法は優秀です。
インジケーターを組み合わせた手法は多くありますが、
そもそもインジケーターとは
「ローソク足から計算されている」のです。
つまり、ローソク足の動きを数値化したのがインジケーターの為
どうしても計算だけでは説明できないシーンがあるのです。
そのシーンをプライスアクションでは読み取ることが可能になるので
どんなインジケーターよりも優秀と言えるのです。
プライスアクションを覚える前にローソク足を知ろう
ローソク足のプライスアクションについて
ご説明していく前に、おさえるべきことがあります。
それは、「ローソク足の基本法則」です。
どんな勉強でも、まず基本からというように、
ローソク足のプライスアクションを覚えるためには
ローソク足の基本原則について簡単にご説明します。
ローソク足の基本法則1
ローソク足はサポートエリアとなる、
価格水準で、下降していた相場の値動きが
止まったり反発したりし、値下がりを下から支えるように
価格が推移していきます。
サポートエリアは、サポートラインによって
下から何度も支えられているエリアになります。
ローソク足の基本法則2
ローソク足はレジスタンスエリアとなる
価格水準で、上昇していた相場の値動きが
止まったり反発したりし、値上がりを上から
押さえつけるように価格が推移していきます。
レジスタンスエリアは、レジスタンスラインによって
上から何度も押さえつけられているエリアになります。
ローソク足の基本法則3
サポートエリアを下抜けると、
サポートエリアだった価格水準が
レジスタンスエリアに変わります。
また同様に、レジスタンスエリアを上抜けると
レジスタンスエリアだった価格水準が
サポートエリアに変わります。
ローソク足の基本法則4
何度もサポートエリアやレジスタンスエリアの
ブレイクが失敗すると、価格に対する抵抗が強くなっていきます。
これがいわゆるレンジ相場です。
プライスアクション基礎編:まとめ
今回の記事ではプライスアクションの基礎編ということで、
プライスアクションとは何かについてご説明しました。
プライスアクションとは世界共通で
値動きに注目した手法になります。
下記のリンクで実際のローソク足のプライスアクションのパターンについて解説しています。
基礎編でローソク足の基本法則が理解出来たらぜひこちらもご覧ください!