投資案件と言えば様々ですが、巷で流行るものと言えば、手軽に始めることができるFXやBO。
近年でも仮想通貨のブームをありましたが、こういった金融商品に波がくると必ず流行るのが、
『シグナルツール』です。シグナルツールの使用自体に良し悪しはありませんが、近年では

シグナルツール=勝てない=詐欺

といった風潮がありますね。
では何故シグナルツールでは勝てないのか、その主な理由3つをお話したいと思います。

シグナルツールで勝てない理由

シグナルソフトの使い手が無知

使い手が無知というと少しトゲのある発言ですが、
実際右も左もわからない初心者ほど、ツールに頼りがちです。

その為、シグナルツールが勝てない理由の多くに
『シグナルツール使用者が無知である』ということは上げられます。

例えばですが、
ローソク足も分からない人、順張り、逆張りも分からない人、
極論で言えば為替取引すら分からないそんな人もいるでしょう。

そんな人達が『ツール使って投資で稼ごう』そう考えることがまず間違っているのです。まずはそこに気付くべきでしょう。

自分がお金を稼ごうと考える世界が、一体どんなもので、どういう考えを持つ方たちが勝っているのかそれも変わらずにお金は稼げないですし。

相対取引である以上、無知での参入は、勝者への寄付

そう考えるべきです。シグナルツールで勝てない。詐欺だ。

そう騒ぐ人は少なくはないですが

はっきり多くの投資家の目線からすれば

無知な人が、カモになりにきた。

その程度の話です。自分が無知であるならば、まず最低限の知識を学ぶという意識が必要でしょう。

シグナルツールのロジックがわからない

シグナルツールで勝ちきれない理由の一つに「ロジックが不明」というのも非常に大きな要素です。

シグナルツール制作者としては易易とロジックを公開しようと思うものでもないでしょうし、企業秘密と言われてしまえば仕方のないことかも知れません。

しかし、このロジックとなる部分が不鮮明であることにより、

何を基準にしてエントリーしているか?というところが不鮮明になってしまいます。

不鮮明であることの何が問題であるか?という疑問が生まれると思いますが

エントリー基準・条件が不明=勝敗の理由も不明

ということになります。

このように考えると非常に恐ろしいと思いますが、勝つ理由も負ける理由もわからないということは、負けを減らしたりすることもできないので、勝率を上げるということも出来ません。

相場というものは常に変化を起こしているものであり、一つのロジックでは得意な相場、苦手な相場というものが存在します。

例えば、バイナリーオプションで人気のテクニカル・RSIやその他オシレーター系市場では「急激な値動き」「トレンド相場」には弱いという特性があります。

そういった特性を理解しているかしていないかで、同じオシレーターを使っても負けるリスク回避できる、できないの差で勝率は大きく変動します。

つまり基準がわからないというだけで、リスク回避ができなくなります。

例えばですが、ツールの苦手とする相場にヒットすると大きく負けてしまうということです。その負けを拾うことで勝てる相場で悩みを生み、利益の撮れるシーンでも取れなくなり、負の循環がスタートしてしまうことで勝てなくなるという現象が起こります。

シグナルツールが無能

このシグナルツールが有能であるか、無能であるかは

上記でも説明した通りですが、無知であればそもそも辿り着きません。

もっと言えば、日本人の思考は

『高いもの程価値がある』

そう思い込む性質のある人種です。

高額ツール=有能なシグナルツール

と思い込むが故に、無知であっても勝てると錯覚するのです。

実際は無能なツールであれば勝てるはずはないです。

負けてから気付くのではなく、買う前に気付けるようにしましょう。

有能、無能に関わらず、本来購入するべきではないであろうツールの例を挙げましょう。

無能なシグナルツール

無能なツールは主に、バックテストが取りずらいにも関わらず、販売されているものです。

例えばですが、矢印が出た瞬間エントリーというシグナルツールとかが当てはまります。

言い換えれば、

特定の数値に触れた瞬間エントリーというタイプのものです。

基本無能なものが多いのですが、中にはMTF分析をしっかりかけ、

バックテストにもお金をかけた有能なものもあるのですが、

正直言って巷で出回る程、安売りはしません。

金額の高い安いではなく。

制作者の労力を考えたら、自分達だけで儲かろう。

そうなることが多い為、まず買えないということです。

そう考えれば安価で出回るソフトは

簡単な例として

ボリバン3σタッチでエントリー

とかそのぐらいのレベルのツールです。

冷静に考えれば出た瞬間からエントリーするまでの時間差があるので

正直言えば、自動売買でなければ結果など変わりまくります。

バックテストも取っていない可能性が高い為、買う価値はないでしょう。

単足ベースでの取引

恐らく一番市場に出回っているのが、単足ベース(確定足)でのシグナルソフトです。

矢印の次足が出た際にエントリーというタイプですが、既存インジの組み合わせでできていることが多いです。

主に逆張りであればRSIベース、順張りであれば移動平均線、MACDなどを用いたDC、GC発生タイミングベース

が多いでしょう。

このベースによって作成されている場合、

シグナル発生タイミングは判断数値によって誤差は出ますが

ほとんどが同じところで発生します。

勉強のつもりで一つ買うのは仕方がないかもしれませんが

複数購入する人はただのバカです。

シグナルツールの本来の役割

そもそもシグナルツールは何の為にあるのか?

そういうことを考える人は少ないと思いますが

シグナルツールというのは勝つために使う

というよりは

システムトレード用であったり、裁量補助であるということです。

分かりにくいかもしれませんが

チャートを分析していった中で、自分のエントリータイミングを効率化したものであって

ツールがエントリタイミングを示唆したからと言って必ずエントリーという訳ではないのです。

つまり、ツールの中身を知っている人は、そのツールの利点、欠点を知っている訳なので

弱いところでのエントリーは避けていることが多いでしょう。

そうなれば、同じツールを使用したエントリーをしても、

何でもエントリーする人と、負けやすいところのエントリーを避ける人の結果が異なるのは当然です。

バイナリーオプションやFXのツールで勝つためには

これはもう知識、経験をとにかく増やす。

それに限ったことはないでしょう。

仮に、ツール制作者が勝っていて、使用者が負けているというような状況である場合、ツールそのものを否定することは難しくなります

そう考えた際、勝ちと負けの差は何かと言えば知識量でしょう。

ツールが逆張りか順張りかを理解した上で、仮説を立て

そのツールがどういったところでのエントリーを指しており、

どんな相場に強く、どんな相場で弱いか、最低でも知っておく必要があるでしょう。

勝つことが出来れば、労働などから解放されるという可能性があるならば

全てを楽しようとせず、最低限の努力はしていく必要があると考えるべきです。