前回に引き続き、裁量補助インジの配布です。

MT4の標準インジにもある「FRACTAL」の計算式を改良して任意期間でのFRACTALを用いたインジとなります。

FRACTALの計算式を見たり、インジケーターの画像を見てもらうとわかると思いますが、ある程度の期間での高安から線を引いてるだけのシンプルなインジなので、実際裁量補助と言っても使い方は多種多様になると思います。

<<TAKULOG_FRACTAL_SEARCH>>のダウンロードと導入方法

ダウンロードリンクと導入方法に関して

TAKULOG_OPC:ダウンロードリンク

インジケーターダウンロードは下記リンクから行えます。

TAKULOG_FRACTAL_SEARCHダウンロードリンク
(ZIPファイルの為、解凍が必要です)

TAKULOG_FRACTAL_SEARCH:MT4導入方法

MT4にTAKULOG_FRACTAL_SEARCHファイルを導入する方法は下記の手順となります。

  1. ファイルをダウンロード(上記リンクより可能)
  2. ZIPファイルを解凍する
  3. 解凍したファイルをコピー
  4. MT4でデータフォルダーを開く
  5. MQLをクリック
  6. indicatorをクリック
  7. コピーした「TAKULOG_FRACTAL_SEARCH.ex4」をペースト
  8. MT4を再起動

<<TAKULOG_FRACTAL_SEARCH>>の仕様

TAKULOG_FRACTAL_SEARCHのパラメーターは下記の通りです。

設定できる項目

○FRACTALの期間
○上下の線の価格設定(四本値ベース)
○計測する山谷の本数
○線、テキスト等の色
○期間内最高値・最安値の色

となります。

表示されている数字の意味

線の起点となる部分に1/2等のテキストがありますが

過去時間/高値から何番目
過去時間/安値から何番目

という意味合いの表示となっています。

※この辺りの順位の定義は個人的にこれでいいやの判断で止めているのでご了承下さい。線の引き始めをローソク足の高値、安値にしてるので不要だと思いますがパッと見で分かればぐらいで付けてます。

<<TAKULOG_FRACTAL_SEARCH>>の仕様参考例

1、値幅を図る基準として使用する

あくまでも参考程度です。

2、単純なレジサポ

あくまでも参考程度です。

3、手法としてではなく認識の一つとして使用

上昇トレンド時の並び

下、1/1・2/2・3/3・4/4(安値切り上げ)
上、1/4・2/3・3/2・4/1(高値切り上げ)
下降の場合反対など

レンジ帯の並び(定義次第)

レンジ定義は様々なパターンがあるので自分なりの数字の並び等で定義してください。

使用上の注意点

○トレードスタイルや分析方法、見たい要素などによって期間を変えてください。本数や期間を変えることでまた印象の変わるインジです。

○上記での参考で上げているトレードはあくまでも参考の一つですので同じシーンで同じ結果が生まれるものではありません。

○裁量の根拠の一つやのインジを用いた最低限の言語化を設けるようなイメージでの使用する感覚の方が良いと思います。

例:数字の入れ替わりによる定義

下2/1からの並びから上昇トレンド(上下共に切り上げ)

赤(4/1から3/1)に変更、最新高値が4/2高値のみ切り下げ状態、

上の段階から赤(2/1、3/2、4/3)に変更、3/2~4/3切り上げ無し→高値更新失敗

安値:青(3/3、4/4)の価格帯での反発確認→最新の安値になる

青、2/3~4/2の価格帯、赤、3/2.4/3の価格帯から <赤3/2、青3/4>と<赤4/3、青4/2>は同一幅、青4/2からの上昇を見てV計算で見つつ、赤3/2、赤4/3価格帯押上確認でNT計算

全体の流れとしては上昇傾向ではあるが、一時的な切り下げからのレンジ、また、最大幅が<青2/3、赤2/1>区間で青2/3、青4/2同一価格という点を考慮した場合はOKなど

昨日(3/6)の相場の中でパッと説明できそうなところを選んでテスター回してるので勝ってるシーンに対しての後付けの説明なので、根拠としては参考にしない方が良いですが、こんな感じってのが伝われば良い程度の例です。