Williams’ %R(ウィリアムズ％R)の見方や使い方・計算式

Williams’ %R(ウィリアムズ％R)とは

William’s %R（ウィリアムズ％R）≪別名：％Rオシレーター≫は１９６６年にLarry Williams（ラリー・ウィリアムズ）により開発されたオシレーター系指標で、ストキャスティクス等のオシレーター系指標と同様に相場の売られ過ぎ・買われ過ぎを判断する為に利用されます。

現在の相場水準が、一定期間の変動幅の中で、どの程度の強さ・弱さ（売られ過ぎ・買われ過ぎ）なのかを見極める

⇒『高値』からの相対的な位置
※安値からの相対的な位置は『ストキャスティクス』

$$ ％R=\frac{(期間中の高値ー終値)}{(期間中の高値ー安値)}\times 100\%$$

※通常、期間は１４日を用いる

William’s %Rの分子は、期間中の高値と現在の相場水準の差です。
分母は、期間中の高値と安値の差であり、期間中の変動幅を示します。

つまり、現在の相場水準が、変動幅の中で、高値の位置からどの位置にあるのかをWilliam’s %Rは示しているということになります。

ー１００％の場合：（高値ー終値）＝（高値ー安値）の為、高値＝安値ということになります。
　　　０％の場合：高値ー終値＝０の為、終値＝高値になります。
　－５０%の場合：終値が変動幅の中心であることを示します

≪買いサイン≫

〇「％R」が上限ライン（ー９０～－１００）に到達した場合、相場が底に到達した可能性が高まり、５０％を割り込んだ場合、買い

〇強気の乖離
下降トレンドで、最初の安値で『％R』が上限ラインより上昇（売られ過ぎ）し、次の安値で上限ラインを越えなかった場合、上昇サイン

〇フェイラー・スウィングズ（failure swings）
「％R」が上限ラインに到達することなく反落した場合、買い優勢と判断し、上昇サイン

≪売りサイン≫

〇「％R」が下限ライン（０～－１０）に到達した場合、相場が天井に到達した可能性が高まり、５０％を上回った場合、売り

〇弱気の乖離
上昇トレンドで、最初の高値で『％R』が下限ラインより下降（買われ過ぎ）し、次の高値で下限ラインを越えなかった場合、下降サイン

〇フェイラー・スウィングズ（failure swings）
「％R」が下限ラインに到達することなく反発した場合、売り優勢と判断し、下降サイン

MT4内におけるウィリアムズ％R